オンライン進路相談室回答集

質問一覧
大学と専門学校の違いは… 学校独自の奨学金がある学校は…
社会人入試はどうすればいい? 年齢が気になります…
受験勉強の仕方… 子育てとの両立は…
自分に務まるか不安です… 29才から助産師を目指したいのですが…
コミュニケーションが苦手です… 看護系専門学校の受験科目について…
オープンキャンパスに参加できず… 鍼灸師の就職状況は…
地元以外の学校を受験する時… 勉強方法が正しいのか不安…
勉強方法について… 働きながら正看護師の資格が取りたい…
社会人でも一般入試を受験できますか? 働きながら勉強はできる?
正看護師と准看護師…

 

29才から助産師を目指したいのですが…

はじめまして。今から助産師を目指して頑張ろうかと思っているのですが、年齢ももう29歳ですし、むずかしいのかと思い悩んでいます。
可能であれば、助産師の国家試験も受験できる看護大学に行きたいと思うのですが、今から勉強して試験に間に合いますでしょうか?
大検はとったものの、高校中退でほとんど1からの勉強ですが…どういった学習方法がいいか、あれば教えてください。よろしくお願いします。

どういう経緯で、助産師に関心をお持ちになられたのかわかりませんが、大学に進学する場合でも、まず看護師が前提になり、助産師に関して、「成績優秀者○名のみ」とか「確実に○年助産師として実務経験をすること」等を条件としてカリキュラムの履修に制限を設けているところもありますので、注意して下さい。

次に、年齢に関してですが、もう29歳といえばそうですし、逆に、まだ29歳ということもできます。
日本地図を最初に完成させた伊能忠敬(1818年没)は、隠居後50才を過ぎてから江戸に出て、幕府天文方高橋至時の門に入り、西洋天文学・西洋数学・天文観測学・暦学等を学びました。この時の師匠である高橋至時は、19才年下でした。
その後、幕府の命令(どちらかというと自分から願い出て)で55歳から71歳まで、17年間全国各地を測量し、国家的大事業である大日本沿海輿地全図を完成させました。
現在は、当時に比べ、比較にならないほど、生き方も多様化している時代です。私ども、医進学園にも、それぞれの医療系技術者を目指して、幅広い年齢層の方が学ばれています。しかしながら、こればかりは、一概にどちらがいいとは言い切れる問題ではありません。真正面に自分と向きあって、答えを出すようにして下さい。

「今から勉強して試験に間に合うか」とのご質問も現状の学力がわかりませんので、何とも言いようがありませんが、もし本当に、「ほとんど1からの勉強」ということでしたら、試験までの期間を考えるとかなり厳しいのではないでしょうか。
ただし、私立の看護大学でも、例えば、大手三大予備校(代ゼミ、駿台、河合塾)の基準で、偏差値50前後の下位校であれば、もしかしたら、なんとかなるかもしれません。
受験を決意される方の多くは、どういうわけか、1年をスパンに勉強を考えがちですが、1年でよい人もいれば、数年掛かる人もいます。学力増進という点に関して言えば、1~2年の長期スパンで取り組むほうが、当然、可能性は高まります。

最後に学習方法ですが、私立四大であれば、2~4教科受験が多いのですが、大学により幅がありますので、自分の得意不得意も考慮し、3教科以内に絞るなど工夫して取り組んでいただきたいと思います。
勉強の仕方についてですが、ここでは各教科ごとの勉強方法については、情報量が多すぎてお伝えしきれませんので割愛しますが、やはり基礎をしっかり固めることです。入試では、多くの合格者が得点すべき問題を外さないということが何より重要です。つまり、基本~標準問題で、がっちり正解しておけば、受かるということです。
ただ、基礎~標準といっても、教科書レベルより、やや上、たとえば教科書の傍用問題集などに取り組む必要があります。あとは、模試等(さんぽう模試(看護・医療系模試))にチャレンジして、実力を客観的に把握しながら、学習を進めていくのが良いでしょう。